01 ── 背景
なぜ、この制度をやるのか
理由は3つの層で整理できる。要は「個人にも・会社にも・組織文化にも効く」から。
① 個人にとって
人脈は一生モノの資産
欲しいもの(いい仕事・チャンス・引き上げてくれる人)は、たいてい“誰か”が持っている。人脈があると、チャンスは紹介で来て、困ったら最短で聞ける。人脈がある人生は、イージーモードになる。
② 会社にとって
採用・営業・情報の入口が増える
いい採用候補も、営業リードも、市場の生きた情報も、社員一人ひとりの“外交”から生まれる。会社の2大課題(採用・営業)の入口を、外交で太くする。
③ 組織文化として
「外交」を当たり前にする
今は内に向かって考えるのが得意なメンバーが多い(強みの裏返し)。外に出て人と繋がる習慣を、特別でなく“普通のこと”にしていく。
なぜ個人にも会社にも同時に効くのか ── 組織行動論の「カレンシー(価値の交換)」という考え方が下敷き。人は命令でなく“価値の交換”で動く。外交パスは、個人が得る価値と会社が得る価値が噛み合うように設計している(だから“お願い”にならない)。※理論そのものの詳しい説明は割愛。
02 ── 制度の概要(予算と仕組み)
何ができて、いくら出て、どう使うか
① 3つの領域 × 難易度
会社が「いま会いたい相手・欲しい情報」を開示し、それに沿った外交を後押しする。入口は一番動きやすい「知人とのご飯」から、慣れたら交流会・営業接点へ。
② 予算 — 会社が持つ経費(目安)
お礼は現金では払わない。「会いに行く体験(交通費・食事代・現地費用)」を会社が持つ、という形。ポイント制やランキングも作らない。良い外交はDiscordで共有して称える。
③ 仕組み — 使い方は4ステップ
外交パスch(Discord)で「誰と/どこへ」を事前に一声
各領域の担当がOK(採用=人事/営業=事業/情報=担当)
ご飯・イベントに行く
1週間以内に報告+領収書で経費精算
目安は年3回/人(義務でなく“目安”)
成果に繋がらなくてOK(行くこと自体が資産)
領収書は必須
03 ── 見込む効果
個人と会社、両方にリターンがある
個人に返ってくるもの
行くほど、自分に積み上がる
人脈(会える人が増える)
生の学び・情報
社外での顔・存在感
刺激と成長
会社に積み上がるもの
全員の外交が資産になる
採用候補
営業リード
市場・競合の知見
採用ブランド/外交力
まず“全員が一歩動く”文化をつくる ── それが採用・営業の成果に、後からついてくる。
04 ── 残りの論点
次回定例で詰めること
- 経費補助モデルの最終確定(現金お礼なし・実費補助のみ、でよいか)
- 中・難の上限の握り(1回2万円目安・超過は事前相談、の線引き)
- 経費の税務・名目(福利厚生費/交際費/会議費のどれで処理するか=顧問税理士に確認)
- 対象の店舗・場のリスト(誘いやすい候補を用意)
- 効果測定(KPI)をどこまで持つか(重くしすぎず、着地の芽だけ見る)
- 女性メンバーの巻き込み方(誘い方・場の設計)
- 予算の原資(他のチーム予算との整理)
- 立ち上げ(まず人事・経営が先に使って実例をつくり、全社会でリリース)