個人目標フォーマット v2.4
作成: 2026-06-02
等級制度 v2.3 と同期。v2.3 → v2.4:自由記述を大幅削減(カズキFB「複雑にすると形骸化・適当に埋める」+中島所感を反映)
UPDATEv2.3 → v2.4 の変更(自由記述削減・形骸化対策)
カズキMTGの指摘——「個人目標を複雑にすると形骸化する。とりあえず適当に埋めた、になる。成長戦略の部分を削る」——を受け、評価外の自由記述を大幅に削減した。
削減サマリ
| 欄 | v2.3 | v2.4 | 削減理由 |
|---|---|---|---|
| G/H/I/J(成長宣言4欄) | 自由研究・学習・ビジョン・スキル習得を別々に記入 | 1欄に統合(G. 成長&挑戦宣言・各1行) | 4つの抽象宣言が形骸化の温床 |
| K(期末レビュー) | 8項目 | 4項目 | 振り返りは1on1で引き出す |
| L(Value評価) | 5つ全部に自己評価+改善コメント | 発揮Value1つ+挑戦Value1つを選ぶだけ | 5つ採点は負担・形骸化 |
| M(発達段階) | 記入欄 | 任意(1on1で口頭) | 評価外・書く必要薄い |
| 記入時間 | 45〜60分 | 25〜30分 | — |
設計思想(v2.4)
- 評価に直結する欄(A〜F)は維持。ここは握りの根幹なので削らない
- 成長・振り返りは「書かせる」より「1on1で引き出す」(v2.3の1on1×1回モデルと整合)
- 自由記述を「選択+最小記入」に置換。書く負担を下げ、形骸化を防ぐ
- 「埋めること」より「対話のきっかけ」にフォーマットの役割を寄せる
評価4軸(等級制度v2.3と共通・変更なし)
| フォーマット欄 | 評価軸 | 比重 |
|---|---|---|
| C欄(OKR) | ミッション達成度 | 40% |
| D欄(等級期待行動・AI活用含む) | マトリクスのセル到達度 | 35% |
| E欄(組織貢献・5カテゴリ) | 具体タスク | 15% |
| F欄(発明) | 発明実績 | 10%(加点) |
| B・G 欄 | — | 評価外(最小記入) |
| K・L 欄 | — | 期末の自己振り返り(簡素化) |
→ 評価のベースは ミッション(大きさ)× グレード(高さ)。4軸はその採点の内訳。
個人目標フォーマット v2.4 本体
🟢 評価に直結(A〜F)|⚪ 最小記入・評価外(B・G)|🔵 期末のみ(K・L)
① 制度骨格(A〜F)── 評価の根幹
🟢 A. 基本情報(選択中心・記入3分)
| 項目 | 記入方法 | 例 |
|---|---|---|
| 氏名 | — | 邉見海斗 |
| 職種 | 選択(6職種+SDS) | デジタルマーケター |
| トラック | 選択(Worker / Director / PM) | Worker |
| 現等級 | 選択(ビギナー〜特級) | B |
| 昇格レーン | 選択(通常 / 抜擢) | 通常レーン |
| 担当案件ランク | 選択(A / B / C) | Bランク中心 |
| 半期 / 直属上長 / 関係者1名 | 選択・記入 | 2026下期 / 坂井創太 / 角野拓 |
→ 抜擢レーンのみ追加記入(抜擢元等級・抜擢先ロール・メンター・セカンドチャンス条項)。
⚪ B. 半期テーマ(一文・記入2分)
「この半期、一番大事にしたいこと」を一文・30字以内。
例:「BランクCV改善で神認定を1件取りに行く半期」
→ v2.4ではB欄に半期の意気込みを集約(旧I欄ビジョンは年1回の別シートに移管/後述)。
🟢 C. ミッション達成軸(40%・OKR・記入8分)
昇格の最重要条件。OKRで半期目標を握る。
- Objective:半期で実現したい状態(1つ)
- Key Results:測定可能な達成基準(2〜3つ)
記入例(マーケ Worker・B→B+)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| Objective | B+に上がり、Bランク案件を自走で回せる |
| KR1 | Bランク案件の神認定を1件獲得 |
| KR2 | 担当案件のCVR +0.5pt |
| KR3 | Cランク案件1件を発足〜納品 |
→ KRは案件単位で具体的に(❌「数字で語れるマーケになる」→ ⭕「Bランク案件の神認定1件」)。
🟢 D. 等級期待行動(35%・マトリクス参照・記入5分)
自分の 職種×トラック×等級 のマトリクスのセルが評価基準(AI活用含む)。
記入は不要(マトリクスを参照するだけ)。期末に3名レビューで5段階評価。
例:デジタルマーケター / Worker / B級
- クライアントヒアリングから入れる
- ペイドもオウンドも大体運用できる/CR改善提案
- ⭐ 自職種の主要タスクでAIを業務フロー組込+社内ナレッジ発信(当たり前)
5段階(期末に自己+直属+関係者1名で評価)
| Lv | 意味 |
|---|---|
| 5 | 上の等級を超える(神認定レベル) |
| 4 | 上の等級が見えている(抜擢候補ライン) |
| 3 | 現等級を満たす(標準) |
| 2 | 現等級に届かない部分がある |
| 1 | 現等級から外れる |
🟢 E. 組織貢献軸(15%・5カテゴリ・選択+数値・記入5分)
半期始めに 2〜3カテゴリを選んで数値目標を宣言。得意なカテゴリで深く。
| # | カテゴリ | 選ぶ | 数値目標 |
|---|---|---|---|
| ① | 後輩育成・メンタリング | ☑ | 半期24回 |
| ② | 採用関与(面談・紹介) | ☐ | — |
| ③ | ナレッジ発信(勉強会・発明発表会) | ☑ | 半期6回 |
| ④ | 横断プロジェクト・全社運営(朝会MC・イベント企画) | ☐ | — |
| ⑤ | 縁の下の力持ち(カルチャー・社内ツール・面接同席) | ☐ | (定性評価) |
- 配分:①〜④の達成度 12% + ⑤縁の下の定性評価 3%
- 等級別必達:C+で1カテゴリ/Bで2カテゴリ(1つは他者を巻き込む)/Aで3カテゴリ(1つは主催)/S〜特級は全社レイヤー
🟢 F. 発明実績(10%・加点・記入2分)
属人化しない仕組み・ノウハウ・テンプレを 1〜2項目:
- 例:AI活用ワークフロー(広告コピー生成→確認→入稿の自動化)
職能別レベル差(v2.4で明記・カズキFB):
「発明」の基準は職能で違う。いいんじゃにとって発明であれば発明として扱う(インターンの初テンプレも、ベテランの新フレームも、それぞれの水準で発明)。
トラック別重み:Worker C〜B加点/B+〜A重要/Director・PM昇格は実質必須。半期末「発明発表会」で5分共有。
② 成長宣言(G)── ⚪ 1欄に統合・最小記入
⚪ G. 成長&挑戦宣言(各1行・記入5分)
v2.3の G(スキル習得)・H(自由研究)・I(ビジョン)・J(学習宣言) の 4欄を1欄に統合。
各1行でOK。書ききることより、1on1で深める素材にする。
| 項目 | 1行で書く | 例 |
|---|---|---|
| 伸ばすスキル | 今期1つだけ | Google Ads自動入札の運用最適化 |
| 自由研究テーマ | 業務時間10-15%で探究する1つ | LLMで広告コピー自動評価ツールを試作 |
| 3年後の景色(半期ごとでなく年1更新でOK) | 一文 | 業界の若手から名指しで相談が来る存在 |
→ 旧 G/H/I/J の思想(Learn & Play / Connect Purpose)は維持。記入の手間だけを削った。
→ 「3年後の景色」は半期ごとに書き直さず、年1回の更新でOK(毎期書くと形骸化するため)。
③ 期末レビュー(K〜L)── 🔵 簡素化
🔵 K. 期末セルフレビュー(4項目・記入10分)
v2.3の8項目 → 4項目に削減。残りは1on1で口頭で引き出す。
- ミッション達成度(OKRのA/B/C評価+一言)
- 神認定の獲得(何件・どの案件で/なければ「なし」)
- 撤退・失敗ログ(1つだけ:何に挑戦→なぜ撤退→次にどう生かす)= Fail Forward
- 来期に持ち越すこと(一言)
旧K欄の「等級期待行動の振り返り」「組織貢献/発明/スキルの進捗」「自由研究成果」「ピア称賛」は、Dの3名レビュー・Eの数値・称賛制度のピア称賛で別途拾えるため、セルフレビューからは外した(二重記入の解消)。
抜擢レーンのみ追加
- 抜擢ロールの達成度(やり切れたか/撤退か・セカンドチャンス検討)
🔵 L. Value発揮(2つ選ぶだけ・記入3分)
v2.3は5つ全部に自己評価+改善 → 発揮できたValue1つ+来期挑戦したいValue1つを選ぶだけに。
| 選ぶ(5つから1つ) | 一言エピソード | |
|---|---|---|
| 最も発揮できたValue | AI-native | 広告コピー生成を標準化、レポート時間50%減 |
| 来期挑戦したいValue | Invent & Share | 発明をテンプレ化して全社に渡す |
5つのValue:Learn & Play/AI-native/Invent & Share/Connect Purpose/Fail Forward
→ 5つの凸凹を全部書かせるより、強み1つ・伸びしろ1つに絞る方が1on1で深まる。
(任意)M. 発達段階
v2.4では記入欄を廃止。1on1で必要なら口頭で(キーガンの発達段階)。評価には一切影響しない。
記入〜評価の流れ(v2.3の1on1×1回モデルを維持)
半期スタート
↓
個人が記入(A〜G欄、約25〜30分)← v2.4で短縮
↓
直属上長レビュー+承認(非同期)
↓
ユニットマネージャー+ぽちが全体一覧で承認
↓
─── 半期実行 ───(中間Month 3:軽いチェックポイント)
↓
期末:個人がK〜L欄を記入(約13分)← v2.4で短縮
↓
上長が評価記入(非同期・3名レビューも並列)
↓
期末1on1(1回・60分)記入済みを持ち込みFB
↓
キャリブレーション → 神認定・昇格判定
→ 記入総量がv2.3比でおよそ半減(45-60分+期末 → 25-30分+13分)。
v2.3 → v2.4 で「変えていない」もの(重要)
形骸化対策で削ったのは記入の量であって、制度の思想は維持:
- 評価4軸(40/35/15/10)そのまま
- 5つのValue・自由研究・Fail Forward の思想は残す(記入の手間だけ削減)
- 1on1×1回モデル・抜擢レーン・神認定そのまま
- スキルマップ連携(G欄の伸ばすスキル → スキルマップ更新)
ぽち相談ポイント(v2.4)
- G/H/I/J を1欄統合(成長&挑戦宣言・各1行)でOK?
- 「3年後の景色」を年1更新(半期ごとに書かない)でOK?
- 期末K欄を8→4項目に削減でOK?(残りはDの3名レビュー・称賛制度で拾う)
- L欄を「発揮1つ+挑戦1つ」に簡素化でOK?
- 記入時間 25-30分+期末13分の水準感はOK?
- 削った結果、評価に必要な情報は十分に残っているか(A〜Fで足りるか)
連携|他ドキュメント
| ドキュメント | 連携 |
|---|---|
| 等級制度 v2.3 | 評価4軸・等級期待行動・抜擢レーン |
| スキルマップ v0.2 | G欄「伸ばすスキル」→ スキルマップ更新 |
| 称賛制度 v0.1 | ピア称賛は称賛制度側で拾う(K欄から外した分) |
| 曖昧点洗い出しレポート | 「3とは/5とは」の職能別定義を別表で整備 |
| カズキさん壁打ちメモ 20260602 | 「複雑にすると形骸化」を受けた削減の出典 |