Organizational Development
Index
Einja|等級制度(図解版)

等級制度v2.5

全員、まずワーカー(共通の土台)から。自立・自走できたら、スペシャリスト(深さ)ディレクター→PM(範囲→事業)へ。マネージャーにならなくても、深さを極めれば特級まで——それを図で。
最終更新:2026-06-17(キャリアパス構造を再設計・図解版)
UPDATE v2.4 → v2.5 の変更点(キャリアパス再設計 / 中島FB 2026-06-17)
変更点v2.4v2.5
トラック構造Worker/Director/PM の3トラック並列土台(Worker)+2ルート分岐の二段構造
Worker=スペシャリスト/IC(深さの頂点も兼ねる)=全職種共通の土台(自立・自走を身につける段階)
SpecialistWorkerに内包独立トラックに分離(深さで特級まで)
初期ゴール明示なし「ワーカーとして自立・自走(目安B)」を明示
採用入口明示なし新卒・若手=Worker/中途=Specialist・Director枠あり
v2.5追補(6/17)評価4軸 40/35/15/10(内数)ベース3軸 45/40/15 + 発明 枠外+10加点/報酬=ベース給×ミッション係数/初期ゴール論点化/6/17定例:一人前=Lv4自律性が土台・給与40万≒B+・案件難易度=規模×領域横断×職種
不変等級9段階・グレード/案件★/昇格レーン/AI-native段階/6職種+SDS
0

キャリアパスの構造|土台+2ルート

全員まず「ワーカー」から。自立・自走できたら、深さ(Specialist)か範囲・事業(Director→PM)へ分かれて登る。
🎯
全員の最初のゴール
一定のワーカーとして自立・自走できる、汎用的なスキルと経験を、高いレベルで身につける
論点|「一人前」の到達点をどう定義する?定性=上長レビューなしでヒアリング〜運用〜改善提案を回せる/定量=★★案件を主担当で1本完遂・成果指標を1つ達成、をたたき台に。確定はぽちと要相談(決まると「ワーカー卒業=分岐」を客観判定できる)。
6/17定例で前進|一人前=レベル4(自己主導)自律性こそ土台(スキルより上位=スキルがあっても自律性が欠けるとワークしない)。3条件=①判断軸を発言できる ②have/want の折り合い ③長期目標を自分で考えられる(リクルート「圧倒的当事者意識」と同根)。初期ゴールはスタンス(自律性)+定量の両輪で置く。
論点|一人前ライン × 給与40万定例で「一人前の給与基準 ≒ 月40万」=年480万 ≒ B+水準(B=月30万/B+=月40万)。「一人前=目安B」としてきたが、給与基準だと一人前 ≒ B+。一人前ラインを B か B+ か、給与と合わせて確定する。
土台 / Base Worker 全職種共通・ビギナー〜B(目安)
職種が何であれ(マーケでもエンジニアでも)入口はここ。指示待ちでなく自分で案件を前に進められる「一人前」の土台をつくる段階。Bで「ヒアリングから入れて、大体の運用を自走でき、改善提案までできる」=自立・自走の到達点
自立・自走できたら(目安 B → B+)、価値の出し方を選んで2ルートに分岐
Route A ・ Depth
Specialist
個人として手を動かし続け、深さで圧倒的な成果を出す。ワーカーの専門性を極めた先。
特級の姿一人で★★★★★ミッションを回しきる「職人の頂点」
Route B ・ Breadth
Director
チームを率いて納品しきる。範囲(複数案件・複数人)で価値を出す。
特級の姿複数チームで★★★★★案件を統括
Route B ・ Business
PM
案件を生み出し、事業として回す。利益責任まで担う(Directorの先)。
特級の姿事業戦略レベルで圧倒的な実績・影響力
ビギナーCC+ BB+A A+S特級 分岐点(自立・自走) TOP Worker 土台 自立・自走の土台 深さ Specialist Director PM (範囲→事業) 同じ高さ=特級
全員Workerの土台から。Bで自立・自走に達したらB+で分岐。深さ(Specialist)でも範囲・事業(Director→PM)でも、特級(最高グレード・最高給与)まで対等に到達できる。

採用の入口

新卒・若手Worker から

まず共通の土台(自立・自走)を高レベルで身につけることを最初の目標に。

中途・即戦力Specialist / Director 枠もあり

深い専門性がある人はSpecialist、チームを率いられる人はDirectorとして採用可。PMは内部昇格中心(即戦力採用も排除しない)。

① 同じ職種でも頂点が違うマーケのSpecialist=最強の広告職人/Director=チームで複数クライアント/PM=マーケ事業化。どれも正解。
② どのルートも特級まで対等マネージャーにならず深さを極めれば、Specialistとして特級(年収1100万〜)まで。専門性を正当に評価。
③ ルートは途中で変えてOKSpecialist⇄Director を都度選べる。等級は引き継ぎ・ペナルティなし。
1

等級スケール|9段階

ビギナー240万〜
C276万
C+300万
B360万
B+480万
A600万
A+720万
S900万
特級1100万〜

「+」で昇格の手応えを細かく刻む。等級の高さ(グレード)はトラックを問わず共通の意味を持ち、給与も等級で決まる(深さで登っても範囲で登っても同じ高さ)。

2

ミッションの大きさ & 案件難易度(★)

ミッションの大きさ=規模 × 難易度 × インパクト × 不確実性≠ チーム人数・予算管理額・マネジメント範囲。深さ型(一人で激ムズを回す=Specialist)も 範囲型(チームで複数案件=Director/PM)も、どちらも「大ミッション」。優劣はない。
案件難易度=規模(予算)× 領域横断性 × 職種(6/17定例)規模=予算(ドコモ=数億)。デジマ全面(SNS/Web/広告横断)=難度↑、フィードのみ=難度↓。同じ案件でも職種で難度が変わる(クリエイティブ↑/Webディレクター↓)。
論点|ランク体系のすり合わせ定例の案件ランク SA / A / A- / B / B- / C(6段階)と、下記 モンハン★1〜5(5段階)のマッピングを確定する(例:SA=★★★★★/A=★★★★/A-=★★★☆…)。

案件難易度ランク(モンハン方式)

社内の会話は難易度★で。従来のA/B/C表記も維持。

★★★★★旧A上位超大型・最高難度・激ムズ|大型コンペ勝利・ドコモ全面受託
★★★★旧A大型・高難度|ドコモ / 東京ガス / JT
★★★★★旧B上位中規模・やや複雑|molten / GO(難度高め)
★★★★★旧B中規模・標準|molten / GO / るるぶ / Mindset
★★★★旧C小規模・基礎確認|カルナカララ / 文脈不動産
3

昇格レーン|通常 / 抜擢

🛤 通常レーン

ビギナー → C → C+ → B → …(1段ずつ)

2半期連続で等級期待値を超える評価で、1段ずつ昇格。全員のデフォルトパス。

🚀 抜擢レーン

B → (飛び級) → Director ロール など

経営判断で「この人にこのミッション/ロールを」と先に渡す。やりきれば後から等級が追いつく。年に数名・絞って運用。

飛び級アサイン

★★担当をいきなり★★★★案件に

抜擢の場

経営合議で年1〜2回決める

セカンドチャンス

合わなければ元の等級へ。減点しない(Fail Forward)

①②③はセット。セカンドチャンスが無いと、大胆な抜擢ができない。抜擢はDirector/PM級(とトップSpecialist)の供給エンジン(受託→事業会社化に必須)。
4

評価プロセス

「3名レビュー」は廃止。デフォルトは本人+上長1人の2者で完結。
STEP 1

本人が自己記入

個人目標フォーマットに自己評価を記入

STEP 2

上長1人が評価記入

非同期で上長が評価を記入。1on1でフィードバック

STEP 3(必要時)

中島 or 経営会議

バラつき大・難判断のときだけ。中島はセーフティネット

評価サイクル:半期ごと(上期4〜9月/下期10〜3月)。

5

評価軸|ベース3軸(45 / 40 / 15)+ 発明+10加点

発明を100%の内数から外し、枠外の+10%加点に。ベースは3軸で100%(v2.5補・45/40/15で中島確定)。
45%ミッション達成
40%等級期待行動
15%組織貢献
+10% 発明実績=枠外の加点。属人化しない仕組み。100%の内数に入れず上に積む(無くても減点なし・挑戦を促す)
① ミッション達成度=FY個人目標(ミッション×グレード)の達成 ② 等級期待行動=マトリクスのセル到達度(AI活用含む) ③ 組織貢献=後輩育成・採用・社内発信(5カテゴリ) + 発明実績=属人化しない仕組み(枠外+10加点)
評価のベース=ミッション(大きさ)× グレード(高さ)。3軸はそれを採点する内訳ルブリック、発明は加点。AI-nativeは独立軸にせず②に埋め込む。(→ 報酬の決まり方は §5.5)
¥

報酬の決まり方|ベース給 × ミッション

報酬は「グレード(ベース給)× ミッションの大きさ(係数)」で決まる。等級で土台、ミッションで伸ばす。
ベース給
グレード(等級)
§11 給与レンジ=ここ
×
ミッション係数
ミッションの大きさ
★が高いほど乗る
総報酬
合計の報酬額
「等級で土台を決め、ミッションで伸ばす」。深さ(Specialist)でも範囲(Director/PM)でも、大きなミッションを担えば報酬が乗る。
論点|ミッション係数のレンジ標準=1.0/大=1.2/特大=1.4 などの具体レンジ、「ベース給×係数」が等級上限を超えた場合の扱い(賞与で出す/レンジ上限を上げる)はぽち主担当で確定。
6

AI-native 期待行動|段階

Einjaのidentity=「全員がAIを触ることが当たり前」。だからS/特級は発信でなく事業インパクト。
まず触る
ビギナー
日常で使う
調査・要約
C / C+
業務フロー組込
+社内発信
B
チーム標準化
+社外発信
B+ / A
自職種を再定義
組織にインパクト
S
事業の競争優位
業界を変える
特級
「発信」はB級の当たり前ライン。S/特級は「AIで事業・組織に大きなインパクト」で定義(ぽちFB v2.3)
論点|AI観測方法朝会の「今週のAI活用」共有は一次観測点として維持。ただし「見えるAI活用」に偏るため、朝会以外の観測(Slack発信ログ・ノウハウ文書数・ツール導入件数等)を10月までに設計する。
7

マトリクス実例|デジタルマーケター(Worker→Specialist)

ビギナー〜BがWorker(土台)、Bで自立・自走に到達、B+から深さ(Specialist)に登った例。Director/PMルートは「トラック×職種マトリクス図解」を参照。
等級ルート要件(メディア/広告運用)AI-native 期待行動年収
特級Specialist専門領域で圧倒的な実績・影響力。一人で業界トップレベルAIで事業の競争優位/業界のゲームを変える★★★★★1100万〜
SSpecialist★★★★案件を単独で複数回せる。業界で名が知られるAIで自職種を再定義し組織にインパクト★★★★900万〜
A+Specialist何かに秀でているAI活用で案件/チームの生産性ジャンプ★★★〜★★★★720万〜
ASpecialist大体の案件いける・全般育成までAI活用で生産性ジャンプ・育成にも活用★★★〜★★★★600万
B+分岐点ペイドもオウンドも両方いける(ここで深さ/範囲を選択)チーム内でAIワークフロー標準化・社外発信★★〜★★★480万
BWorker到達点ヒアリングから入れる・大体運用・CR改善提案(自立・自走主要タスクでAIを業務フロー組込+社内発信(当たり前)★★360万
C+Worker★以上で2媒体配信・運用改善提案日常業務でAIを使う(調査・下書き・要約)★〜★★300万
CWorker★以上で1媒体配信〜レポート日常業務でAIを使う(要約・調査)276万
ビギナーWorkerはじめましてAI環境を受け取り、まず触る240万

ビギナー〜BがWorker(土台)。Bで自立・自走、B+から分岐。B級から「発信」が当たり前、S/特級は「事業/組織インパクト」で定義。

8

給与レンジ(叩き台)

等級デジタルマーケエンジニア
特級1100万〜1400万〜
S900万〜1200万〜
A+720万〜1000万〜
A600万900万
B+480万800万
B360万700万
C+300万600万
C276万525万
ビギナー240万450万
給与は等級で決まる(トラックで差をつけない)同じ「特級」なら、深さ(Specialist)で登っても範囲(Director/PM)で登っても同じ高さ。これが「専門性を正当に評価する」ことの実装。
論点|給与レンジ設計の2つの問い ① 粒度はこれで良いか? 等級×固定額か、等級×レンジ(上限・下限)か。
② 各等級の「顔」をどう記述するか? 「B等級とは何者か」を1文で語れる定義を付けるか。
→ 最終確定はぽち主担当。市場ベンチマーク+メンバー面談(7月)を踏まえて。
9

補足|Worker⇄Specialistの境目・職種・対象

Worker と Specialist の境目

明確な線で区切らず「自立・自走(目安B)に達したら、深さで上を目指す人がSpecialistと呼ばれる」と連続的に扱う。本人の志向と会社のニーズで、B→B+のタイミングで一緒に決める。

Lv5(一つ上の等級の動き)

5段階評価のLv5=「現等級の完全達成」ではなく「一つ上の等級の動きを部分的にしている」状態。2半期継続で昇格トリガー。固有の認定制度は走り出し未定義。

職種|6 + SDS

マーケ系4(デジタルマーケ/ブランドCR/SNS/動画)+ 開発系2(エンジニア/PdM)+ SDSコーチ(別マトリクス)。どの職種も Worker→Specialist/Director→PM の構造は同じ

対象者

正社員のみ。業務委託への適用は後ろ倒し(正社員制度が安定したタイミングで検討)。

?

ぽち確認ポイント(v2.5)