ワーカー卒業=「いいんじゃの一人前」を定義する|ぽち検討項目 v4
作成: 2026-06-17(v4=6/17定例反映:スタンス=レベル4の自律性を"核"に格上げ)
位置づけ: 論点15(初期ゴール「一人前」の定義)を深掘りするための、ぽち向け検討項目。「全員まずワーカー(土台)から」と決めたが、卒業ライン="いいんじゃの一人前"がどこかがまだ数字になっていない。
🔁 v2→v3の改訂方針(中島FB)
1. 「まだ一人前じゃない(NG)」は廃止 = Bの定量基準と同じこと。「定量ラインに達していなければ、まだ一人前ではない」と定義すれば足りる。だからBを"埋めれば定義が完成する記入式"にする。
2. スタンスは一言でなく複数(4〜5個)。リクルートのスタンス集(ロクヨン)のように、一人前は複数のスタンスを持っていていい。💡 数字は感覚でOK(「★★を2〜3本かな」で十分)。実在の人・具体的な数字ほど価値が高い。
このシートの考え方
「一人前」= ① スタンス(レベル4の自律性)を土台に + ② 定量ラインを全部クリア
A. スタンス …… レベル4(自己主導)=一人前の"土台"。自律性が欠けるとスキルがあってもワークしない
B. 定量・事実 …… その土台の上で、複数の切り口でラインを決める → 達していなければ一人前でない
↑ A(土台)× B(定量)で「一人前」を立体的に定義する
E(モデル人物)・D(職種)は、A・Bを"逆算・調整"するための素材
6/17定例で「自律性こそ土台。スキルより上位」と確認 → Aを核に格上げ(v3はBを主役にしていたが、A=土台 / B=その上、の関係に整理)。
A. スタンス=一人前の"核"(レベル4:自己主導)
6/17定例で確認:自律性こそ一人前の土台。どんなにスキルがあっても、自律性が欠けるとワークしない(スキルより上位の前提)。一人前=レベル4(自己主導)。
既に出ている"核"の3条件(レベル4):
1. 自分の判断基準(軸)を発言できる
2. have to と want to の折り合いをつけられる(これが無いと継続が難しい)
3. 長期目標を自分で考えられる
→ リクルートの 「圧倒的当事者意識」 と同根。自分の価値観・判断軸を持ち、他者・組織の期待と自分の軸を分離できる状態。
A-1. この3つに加えて、一人前のスタンスを"あえてあと数個"挙げると?(合計4〜5個に)
- 短い言葉でOK(リクルートのスタンス集=ロクヨンのように複数あっていい)。例:
- 「自分の案件は、自分が社内で一番詳しい」
- 「困ったら抱え込まず、すぐ相談する」
- 「言われる前に、次の一手を出す」
- ※ ここ(スタンス=自律性)が土台。Bの定量はその上に乗る。
B. 定量・事実(★主役|この表を埋めれば"一人前の定義"が完成する)
各切り口の「一人前のライン」を埋めてください。ここに達していなければ、まだ一人前ではない——という形で定義になります。空欄は「まだ基準を決めかねている=要議論」としてそのまま残してOK。
| 区分 | 切り口 | 問い | 一人前のライン(ぽち記入欄) |
|---|---|---|---|
| 案件 | 難易度 | ★いくつを主担当で回せたら? | (例:★★以上を主担当) |
| 本数 | 半期に何本/同時に何本? | ||
| 規模 | 金額レンジ・担当クライアント数は? | ||
| 自走 | 工程 | 一人で完結できるのは、どこ〜どこ?(ヒアリング〜運用〜改善のうち) | |
| 手直し | 上長のレビュー・手直しが半期◯回以下なら自走? | ||
| 丸投げ | 「丸投げしても返ってくる」のはどのレベルの仕事まで? | ||
| 成果 | 指標 | 「この数字を出せたら」(CVR・売上・KPI達成率・納品物の質) | |
| ミス | 失敗・手戻りの許容ライン(重大事故ゼロ/小ミスは可 等) | ||
| 期間 | 到達 | 未経験/新卒から最短どれくらいで一人前?(◯ヶ月) | |
| スキル | 幅 | スキルマップで Lv3(一人で標準業務)以上が◯項目あれば? | |
| 深さ | 「これだけは Lv4(応用が利く)必須」という技は? | ||
| 育成 | 伝播 | 「後輩に教えられる」ようになって一人前?(教えられる=一人前の証か) |
→ この表が埋まれば、それがそのまま「一人前の定義」。中島がキーマン1on1で集める実例の数字と突き合わせて確定します。
C. 判断|誰がいつ認定するか
C-1. 「一人前になった」は 誰が・何を見て 判定するのが良い?(上長の判断/成果の事実/本人+上長)
C-2. 一人前の先(Specialist/Director分岐)は、誰が・いつ主導して決めるのが良い?
D. 職種|共通か、職種で違うか
D-1. 職種で「一人前」の定量ラインは変わる?(マーケの★2本=エンジニアの何に相当する?)
D-2. 職種に関係なく、全員共通の「一人前の条件」は?(A・Bのうちどれが共通の核か)
E. モデル人物|Bの数字を"逆算"する素材(多面で)
「まさに"いいんじゃの一人前"だった」実在メンバーを1〜2名、下の切り口で。その人の事実が、そのままBのラインの根拠になる。
E-1. 誰か(名前)/第一印象で「何が一人前」だったか
E-2. 【案件】 どんな案件を・どれだけ(★・本数・規模・金額)こなしていたか → B「案件」へ
E-3. 【自走】 一人でどこまでやれたか(任せたときの"安心感"の中身) → B「自走」へ
E-4. 【スキル】 何が強かったか・技の幅と深さ → B「スキル」へ
E-5. 【対人】 クライアント・チームとの関わり方
E-6. 【スタンス】 どんな姿勢・考え方だったか → A へ
E-7. 【期間】 入社/未経験から 何ヶ月 でそうなったか → B「期間」へ
E-8. 【差分】 「惜しい・あと一歩だった人」との違いは何だったか(← ラインを刻む一番の素材)
E-9. 【周囲評価】 同僚・クライアントからどう見られていたか
F. AIネイティブ前提|「AIで〇〇ができて当たり前」の〇〇
全員AIを使う前提でOK。聞きたいのは その"〇〇"の中身(Bの「スキル」にAI項目として組み込む)。
F-1. 一人前なら、AIで「何ができて当たり前」か?(職種別に具体的に)
- 例:マーケ=広告コピー生成・レポート要約・効果検証/エンジニア=コード生成・レビュー補助/CR=発散・リサーチ・推敲 — この粒度で「これは当たり前」を挙げてほしい
F-2. AIを使うことで、一人前の「スピード」「質」はどこまで上がっているべきか?(AI前提で基準は上がるか)
F-3. 逆に「AIに頼りきりはNG(自分で判断・検証すべき)」の線引きはあるか?
答え方のコツ
- 主役は B(定量の表)と A(複数スタンス)。この2つが埋まれば定義はほぼ完成。
- B は 空欄があってOK(「まだ決めかねる=要議論」として残す)。
- E-8(惜しい人との差)がラインを刻む鍵。「あと一歩の差」を数字に翻訳するとBのラインがくっきりする。
決まった後の動き(中島)
① ぽちが A(複数スタンス)と B(定量の表)を埋める+ E(モデル人物の事実)を出す
② 中島がキーマン1on1で「一人前の人/あと一歩の人」の実例・数字を集める(帰納の素材)
③ ①②を突き合わせ、B(定量ライン)を確定 + A(スタンス4〜5個)を確定
④ 等級制度 §0「初期ゴールの到達点」に反映/論点リスト 論点15をクローズ
⑤ 7月の「当てはめフェーズ」で、各メンバーが一人前の前/後どちらかを判定する基準に使う
連携|他ドキュメント
| ドキュメント | 連携 |
|---|---|
| 論点リスト v0.2(論点15) | 本シートはこの論点を深掘りするもの |
| 等級制度 v2.5 §0 | 確定した「一人前」の定義(定量ライン+スタンス4〜5個)をここに反映 |
| 五段階アンカー表 v0.2 | 「3とは(その等級を一人で)」=Bの一人前ラインと接続 |
| スキルマップ v0.2 | B「スキル」の「Lv3以上が◯項目」の判定に使う |
| 人材要件フレームワーク v0.2 | リクルート ロクヨン(スタンス集)の出典・A(複数スタンス)の発想元 |