いいんじゃ 採用 / 面接官向け

いいんじゃが
採る人

一次面接で見極めるのは、3つです。

対象:マーケ(デジマ/クリエイティブ) 30分・オンライン 2026-08-05

見極めるのは、3つ

これ以外は一次で見ません。志望動機の詰め・実技・年収交渉は二次以降に送ります。

01 / 人柄
賢く、優しく、
面白いやつか

一緒に働ける人か。話していれば自然に出るので、追加の質問はいりません。

02 / 視点
ゲシュタルトが
あるか

上流から下流まで、全部を見た上でやろうとするか。部分で仕事を切らない人か。

03 / 条件
必要条件を
持っているか

実務経験・フルタイム/出社・AIネイティブさ。事実で確認できる3つ。

賢い・面白い・優しい とは

点数はつけません。この定義に照らして「合いそうか」を見ます。

賢い

知識の量ではなく、
考える手数があるか
  • 結論から話し、根拠と具体が続く
  • 「なぜ?」を重ねても崩れない
  • 前提を自分から確認してくる
  • 言われたことを、そのままやらない

面白い

自分の哲学と、
ユニークな切り口があるか
  • 仕事の選び方に、一貫した軸がある
  • 同じものを見ても、人と違うところを見る
  • 知らないものに拒否反応が出ない
  • ださい・つまらないを放置しない

優しい

物腰ではなく、
他人の成功に手を貸せるか
  • 成果の話に、他人の名前が出る
  • 人の失敗を笑わない・責めない
  • 頼まれていない貢献の話が出る
  • 耳の痛いことも、逃げずに伝える
4つ目 / 最後に、これを自分に聞く

隣のデスクで、一緒に働きたいと思うか

上の3つは、分けて見るための観点です。最後にもう一度ぜんぶを合わせて、自分の実感として問い直してください。 3つが揃っていても「一緒に働きたい」と思えないなら、その理由を言葉にして申し送りに書く。逆に3つが完璧でなくても強くそう思えたなら、それも重要な情報です。面接官が最初に迷うのはここなので、迷いを残したまま出口を選ばないでください。

話していて、こちらが楽しいか
困ったとき、この人に相談したいと思うか
この人から、何か学べそうか
自分のチームに、入れたいと思うか

※ サイバーエージェントの公式ミッションステートメントにも「能力の高さより一緒に働きたい人」が置かれています(社内資料「人材要件フレームワーク v0.2」§7で出典確認済み)。思いつきの観点ではなく、採用の最後に効くのはここという考え方です。

こういう人を採ります

公式の「賢くて、面白くて、優しい組織」を、採用の言葉にしたもの。グレーの行=面接でどう出るか。ここが人によってブレやすいので、具体で書いています。

01考え抜くなぜそうするかを、自分の言葉で言える「なぜその施策に?」に、その場の思いつきではなく当時考えた筋道が返ってくる
02自分の哲学がある選び方・進め方に、一貫した軸がある仕事の選び方に理由がある。Q4(最初のキャリアをなぜ選んだか)でいちばん出る
03まず触る。否定から入らないやらない理由から説明しない知らない話を振ったとき、一言目が質問になる(「それ何ですか?」「どこまでできるんですか?」)
04ださい・めんどくさいを許さない気持ち悪さを放置せず、自分で直す前職の面倒な運用や、ダサい制作物の話が本人の不満として出てくる
05大きく張って、次に渡す自分の成功で終わらせず、型にする自分のやり方をマニュアル・テンプレにして人に渡した話が出る
06仲間を勝たせる他人の成果を、自分のことのように扱う成果の話に他人の名前と役割が自然に出てくる。手柄を独占しない
07素直一度受け入れて、試してから判断するこちらのフィードバックに「たしかに」と一度受け止めてから返してくる
08くすぶっていて、野心がある今の場所で満足していない今の職場でできていないこと・物足りなさを、他責でなく自分の言葉で語れる
09領域を分けない専門外でも、調べて手を出せる「詳しくないですが調べてみたら」「自分の担当ではないけど触ってみて」が出る
10都合よく解釈しない数字と事実から目を逸らさないうまくいかなかった数字を、言い訳なしにそのまま口に出せる

必要条件は3つ

3つ揃えば二次へ。1〜2つなら、落とさずに採用チームへ相談します。面接官によって判断がブレやすいので、○×の具体例まで書いています。

条件 1

デジマの実務経験がある

年数は問いません。線を引くのは「手伝った」か「自分の案件として持った」か。予算配分・入稿・仕上げのどこかを自分で決めていたなら○。

○ ここまでは通す
  • 広告運用を自分の案件として持ち、予算配分や入稿を自分で決めていた
  • バナー・LP・記事などの制作を、要件を受けて最後まで仕上げた
  • SNSアカウントを任され、企画から数字の振り返りまでやっていた
  • 事業会社で、代理店に投げる側として施策を設計していた
× ここは条件を満たさない
  • 広告もクリエイティブも、担当として持ったことがない
  • 営業だけ/ディレクションだけで、施策そのものに触れていない
  • ツールの画面は触っていたが、何も決めていない
△ 迷ったら、ここを聞く
  • 「手伝っていました」→ どこまでを自分で決めたか
  • 「チームでやりました」→ 自分の担当はどこからどこまでか
条件 2

フルタイム・出社ベースで働ける

フルタイムで走れることが前提。出社ベース、コアタイム 12:00-14:00。ここは交渉の余地がないので、確認するだけ・30秒で終わらせてください。

条件 3

AIネイティブさ(Lv2以上)

「使えますか?」とは聞きません。「AIをどう使って、何をしたいですか?」と聞いて、返ってきた話がどのレベルかで判断します。ここが人によっていちばんブレるので、実際の答え方で書いています。

◎ Lv3 ― 二次で強く推す
「議事録から要件定義のドラフトを作らせるプロンプトを組んで、チームで使ってます
「毎回同じ調べ物をしてたので、手順にして共有しました
○ Lv2 ― 通過ライン
「壁打ちによく使います」「議事録の要約と記事の下書きは全部AIです」
× Lv1以下
「ChatGPTは触ったことあります
これから勉強したいと思ってます」
使わない理由の説明が長い/話が一般論から出てこない
△ これは×にしない
前職が使用禁止でした」→ 環境の問題。「使えるとしたら何をやりたいですか?」と聞き直して、その答えで判断する

ゲシュタルト ― 上流から下流まで、見ているか

いいんじゃが大事にしている「ゲシュタルト的な人材」。上流から下流まで全部を見た上で、自分で繋いで動けるか。質問を足さなくても、成果の話を聞いていれば自然に分かれます。

ゲシュタルトがある
工程やチームをまたいだ話が、自然に出てくる
「前の工程がこうだったから、ここをこう変えた」
「営業とデザイナーの間に入って、こう調整した」
「その結果が、次にこう効いた」
なぜその施策なのかを、事業やクライアントの目的から説明できる
部分で切れている
自分の担当範囲の中で、話が閉じる
「自分は運用だけなので」
「そこは別の人が決めていました」
深掘りしても、外に出てこない
施策の話は出るが、何のためかが出てこない

こういう人は見送ります

1つ当たったら即見送りではなく、複数当たる・深掘りしても変わらない場合に見送ります。

新しい手段を、否定から入る(AI含む)
深掘りしても、数字・具体が出てこない
失敗の原因を、全部 他人・環境にする
フルタイム・出社ベースで働けない
深掘りすると、話が変わる(盛っている)
前職・同僚の悪口が止まらない
自分で決めた経験がゼロ。全部 指示ベース
自分で調べた形跡がない
質問に答えず、自分の話に戻る
条件の話しかしない。仕事の中身に興味がない
約束を守らない(遅刻・資料を読んでこない)
転職理由が他責のみ。次にしたいことが出ない

30分で、6つ聞く

過去・現在・未来が、一本の線で繋がっているかを見ます。

1
自己紹介をお願いします。
0-4分話の構造が出る
2
直近で成果を出した経験を教えてください。何をやって、どんな成果が出たか。目標にどう動いたか
4-12分条件1/まるごと
3
その中で、壁をどう乗り越えましたか?
12-17分他責かどうか
4
最初のキャリアは、なぜ選んだんですか? 今なぜ転職を?
17-21分哲学が出る
5
AIをどう使って、何をしたいですか?
21-25分条件3
6
今後どうしていきたいですか?
25-28分うちで叶うか
過去 なぜその仕事を選んだか 現在 何をやって、どう越えたか 未来 これから何がしたいか
志望動機は、正面から聞きません。準備した答えが返ってくるだけだからです。志望度は、逆質問で何を聞いてくるかに出ます。

判断は4つ

迷ったら、落とさない。判断がつかない人はB・Cに置きます。

A
二次へ

2つとも見極めがつき、条件も揃った。

NGなし
B
相談

条件が足りないが、可能性はある。

採用チームで判断
C
業務委託から

ポテンシャルはありそうだが、面接では見極めきれない。

案件を1本お願いして判断
D
見送り

NGパターンに当たった。

複数該当・変わらない場合
Cが効くのは、こういう人。やる気もバイタリティもある営業だけど、AIは全く触ったことがない。教えれば飲み込みが早いかもしれないが、それを30分で見極めるのは無理です。
→ 見極めようとせず、案件を2〜3本お願いして、その仕事ぶりで判断する(有償の業務委託)。落とさずに済み、外れても傷が浅い。7/2に決まっている「C判定=AI実務タスク」を、実案件に広げた形です。