いいんじゃ 採用 / 面接官向け

いいんじゃが
採る人

一次面接で見極めるのは、3つです。

対象:マーケ(デジマ/クリエイティブ) 30分・オンライン v2.0 / 2026-08-08

見極めるのは、3つ

これ以外は一次で見ません。志望動機の詰め・実技・年収交渉は二次以降に送ります。

01 / 性格
賢く、優しく、
面白いか

一緒に働ける人か。話していれば自然に出るので、追加の質問はいりません。

02 / ビジョン
ビジョンが
一致しているか

その人の人生のビジョンと、いいんじゃのビジョンに重なるところがあるか。

03 / 条件
必要条件を
持っているか

マーケを横断できるか・自分の戦略で成果を出したか・フルタイム出社・AI。

01 賢い・面白い・優しい とは

点数はつけません。この定義に照らして「合いそうか」を見ます。グレーの行=面接でどう出るか。

賢い

知的謙遜がある
自分はここまでできていて、何が足りていないか、という客観性を持っている。
できないことを、できないと言える
問題意識を持ち続けている領域があり、業界のトレンド・発明・ノウハウに自分の仮説がある
最近の話題を振ると、感想ではなく「自分はこう見ている」が返ってくる
これまで出した成果に、自分なりの論がある
「なぜうまくいったのか」を、運や環境ではなく自分の理屈で説明できる

面白い

研究領域・研究テーマが面白い
何を面白がって掘っているかが、こちらから聞かなくても出てくる
ユニークな成果を上げている
数字の大きさではなく、「その人でなければ出なかった」形になっているか
他と違うことをしたい、というユニークさを心の底から求めている
「差別化が大事ですよね」ではなく、本人がそうせずにいられない感じが出る
新しい概念にも率先して手を出し、検証してしまう開放性の高さ
知らない話を振ったとき、一言目が質問になる(「それ何ですか?」)

優しい

利他が、結果的に利己になると理解している
人に渡すこと・与えることを、損得ではなく当然のこととして話す
おせっかいしてしまうタイプ
頼まれていないのに、隣の仕事を勝手に楽にした話が出てくる
みんなのために「なんとかするよ」と勇気づけるために言ってしまい、責任をつい持っちゃう
成果の話に他人の名前が出る。自分が引き受けた場面の話が自然に出る
最後に、これを自分に聞く

隣のデスクで、一緒に働きたいと思うか

上の3つは、分けて見るための観点です。最後にもう一度ぜんぶを合わせて、自分の実感として問い直してください。 3つが揃っていても「一緒に働きたい」と思えないなら、その理由を言葉にして申し送りに書く。逆に3つが完璧でなくても強くそう思えたなら、それも重要な情報です。迷いを残したまま出口を選ばないでください。

話していて、こちらが楽しいか
困ったとき、この人に相談したいと思うか
この人から、何か学べそうか
自分のチームに、入れたいと思うか

※ サイバーエージェントの公式ミッションステートメントにも「能力の高さより一緒に働きたい人」が置かれています(社内資料「人材要件フレームワーク v0.2」§7で出典確認済み)。採用の最後に効くのはここという考え方です。

02 ビジョンが一致しているか

スキルより先に、ここを見ます。人生としてのビジョンと、いいんじゃのビジョンに重なるところがあるか。探求したい領域が同じか、登りたい山が同じ方向か、人生戦略として一致するか。

MISSION
日本からグローバルイノベーションを起こす。
VISION
つまらないモノ、めんどくさいモノ、
ださいモノをこの世からなくす。
重なっているか、こう見る
自分が何を面白いと思い、何を許せないと思っているかが語れる。その延長にいいんじゃの事業がある
掘りたい領域・登りたい山が具体的で、ここで働くことがその途中にあると本人が言える
「つまらない・めんどくさい・ださい」を自分でも放っておけないタイプ
会社のビジョンには共感するが、自分のビジョンが出てこない(合わせに来ている)
「成長したい」「裁量がほしい」で止まり、その先に何をしたいかがない
登りたい山はあるが、いいんじゃとは明らかに別の方向を向いている
ここは「共感してくれたか」を見る場所ではありません。こちらのビジョンを説明して頷いてもらうのは簡単です。見たいのは、その人自身が持っているビジョンと、うちのビジョンが、たまたま同じ方向を向いているか。だから先にこちらのビジョンを語らず、Q4(最初のキャリアの選び方)とQ6(今後どうしたいか)で、本人の言葉を先に出してもらいます。

03 必要条件

4つ揃えば二次へ。足りなければ、落とさずに採用チームへ相談します。①②がマーケ職の中核です。

条件 1 / 中核

戦略・クリエイティブ・メディアを、全部必要だと考えて横断できる

マーケティングを部分で切らない人か。「自分は運用だけ」「制作だけ」ではなく、3つとも要ると考えて、実際に手を伸ばしてきたか

○ 横断している
  • 「クリエイティブがボトルネックだったので、自分で構成案まで書いた
  • 「媒体の特性に合わせて、戦略の方を変えた
  • 営業・デザイナー・エンジニアの間に入って調整した話が出る
  • なぜその施策かを、事業やクライアントの目的から説明できる
× 部分で切れている
  • 「自分は運用だけなので」「そこは制作の担当が」で止まる
  • 施策の話は出るが、何のためかが出てこない
  • 3つのうち1つしか関心がなく、他は他人の仕事だと思っている
条件 2 / 中核

自分なりの戦略やノウハウを発揮して、成果を出した

「言われた通りにやって出た成果」ではないこと。自分の判断・自分の型が入っていて、なぜそれで勝てたのかを自分の言葉で説明できるか。年数は問いません。

○ 自分の戦略がある
  • 「他社と同じやり方では勝てないので、◯◯に振り切った」と言える
  • 成果の再現条件を分かっている(「またやれる」根拠がある
  • 自分の型をテンプレ・手順にして人に渡した話が出る
× 自分の戦略がない
  • 成果は語れるが、なぜ出たかが「頑張ったから」で止まる
  • やり方が全部、前任者・上長・代理店から与えられたもの
  • 深掘りしても数字・具体が出てこない
条件 3

フルタイム・出社ベースで働ける

フルタイムで走れることが前提。出社ベース、コアタイム 12:00-14:00。ここは交渉の余地がないので、確認するだけ・30秒で終わらせてください。

条件 4

AIネイティブさ(Lv2以上)

「使えますか?」とは聞きません。「AIをどう使って、何をしたいですか?」と聞いて、返ってきた話がどのレベルかで判断します。

◎ Lv3 ― 二次で強く推す
「議事録から要件定義のドラフトを作らせるプロンプトを組んで、チームで使ってます
「毎回同じ調べ物をしてたので、手順にして共有しました
○ Lv2 ― 通過ライン
「壁打ちによく使います」「議事録の要約と記事の下書きは全部AIです」
× Lv1以下
「ChatGPTは触ったことあります
これから勉強したいと思ってます」
使わない理由の説明が長い/話が一般論から出てこない
△ これは×にしない
前職が使用禁止でした」→ 環境の問題。「使えるとしたら何をやりたいですか?」と聞き直して、その答えで判断する

まとめると、こういう人

公式の「賢くて、面白くて、優しい組織」を、採用の言葉にしたもの。グレーの行=面接でどう出るか。

01知的謙遜がある何ができて、何が足りないかを客観的に言えるできないことをできないと言える。過大にも過小にも見せない
02自分の研究テーマがある問題意識を持ち続けている領域がある何を面白がって掘っているかが、聞かなくても出てくる
03トレンドに自分の仮説がある業界の発明・ノウハウを、感想でなく仮説で語る最近の話題を振ると「自分はこう見ている」が返る
04成果に自分の論があるなぜ勝てたかを、自分の理屈で説明できる「運が良かった」「頑張った」で終わらない
05ユニークな成果を上げているその人でなければ出なかった形になっている数字の大きさより「やり方の独自性」を見る
06他と違うことを、心の底から求めている差別化が「知識」でなく「衝動」になっている本人がそうせずにいられない感じが出る
07開放性が高い新しい概念に率先して手を出し、検証してしまう知らない話に、一言目が質問になる
08利他が利己になると分かっている与えることを損得で計算しない人に渡した話を当然のこととして話す
09おせっかいしてしまう頼まれていないのに、隣の仕事を楽にするその話が自慢でなく普通のこととして出てくる
10つい責任を持ってしまう「なんとかするよ」と言って引き受けてしまう成果の話に他人の名前自分が引き受けた場面が出る

30分で、6つ聞く

過去・現在・未来が、一本の線で繋がっているかを見ます。この線がそのまま「ビジョンの一致」の判断材料になります。

1
自己紹介をお願いします。
0-4分話の構造が出る
2
直近で成果を出した経験を教えてください。何をやって、どんな成果が出たか。目標にどう動いたか
4-12分条件1・条件2
横断/自分の戦略
3
その中で、壁をどう乗り越えましたか?
12-17分賢い(自分の論)
他責かどうか
4
最初のキャリアは、なぜ選んだんですか? 今なぜ転職を?
17-21分ビジョン(過去→現在)
5
AIをどう使って、何をしたいですか?
21-25分条件4/開放性
6
今後どうしていきたいですか?掘りたい領域・登りたい山は何ですか?
25-28分ビジョン(現在→未来)
過去 なぜその仕事を選んだか 現在 何をやって、どう越えたか 未来 これから何がしたいか
ビジョンは、こちらから語る前に聞く。先に「うちはこういう会社です」と話すと、それに合わせた答えが返ってきて判断できなくなります。Q4とQ6で本人のビジョンを先に出してもらってから、こちらの話をしてください。
志望動機は、正面から聞きません。準備した答えが返ってくるだけです。志望度は、逆質問で何を聞いてくるかに出ます。

こういう人は見送ります

1つ当たったら即見送りではなく、複数当たる・深掘りしても変わらない場合に見送ります。

新しい手段を、否定から入る(AI含む)
深掘りしても、数字・具体が出てこない
成果を語れるが、なぜ出たかが説明できない
失敗の原因を、全部 他人・環境にする
自分のビジョンが出てこない。会社に合わせに来ている
マーケを部分で切っている。他は自分の仕事ではないと思っている
フルタイム・出社ベースで働けない
深掘りすると、話が変わる(盛っている)
前職・同僚の悪口が止まらない
自分で決めた経験がゼロ。全部 指示ベース
条件の話しかしない。仕事の中身に興味がない
約束を守らない(遅刻・資料を読んでこない)

判断は4つ

迷ったら、落とさない。判断がつかない人はB・Cに置きます。

A
二次へ

3つとも見極めがついた。

NGなし
B
相談

条件が足りないが、可能性はある。

採用チームで判断
C
業務委託から

ポテンシャルはありそうだが、面接では見極めきれない。

案件を1本お願いして判断
D
見送り

NGパターンに当たった。

複数該当・変わらない場合
Cが効くのは、こういう人。やる気もバイタリティもある営業だけど、AIは全く触ったことがない。教えれば飲み込みが早いかもしれないが、それを30分で見極めるのは無理です。
→ 見極めようとせず、案件を2〜3本お願いして、その仕事ぶりで判断する(有償の業務委託)。落とさずに済み、外れても傷が浅い。7/2に決まっている「C判定=AI実務タスク」を、実案件に広げた形です。