職務経歴書や面接メモを渡すと、いいんじゃの採用要件に照らして「通すか」「なぜそう判断したか」「次に何を聞くか」を返します。判断の根拠は、すべて本人が書いた/話した言葉の引用で示します。
現場で「この人がどう活躍するか」を想像できる人が、選考の全部には入れない。その視点を、言語化されている分だけ持ち出せるようにする。
要件に「当てはまるか」は見られても、入って何をやる人なのかが浮かばない。だから通すか迷い、迷ったまま出口を選んでしまう。
一次は30分。書類の読み込みと面接の設計に時間をかけずに、「シンプルにない人」を早く外し、良い人に時間を寄せたい。
見るところが人によって違うと、同じ候補者でも結論が変わる。観点と根拠の形をそろえることで、申し送りが機能する。
入力の種類で、書類モードと一次面接モードが自動的に切り替わる。
同じ基準を2回使うのではない。書類でしか見えないもの・書類では絶対に見えないものが違うから、分ける。
| 書類選考 | 一次面接(30分) | |
|---|---|---|
| 目的 | 30分の枠を誰に使うかの配分。落とすことが目的ではない | 見極め。出口を1つ選び、申し送りを1行残す |
| マッチ度の分母 | 6軸「採る人10」のうち書類で観測できる6つだけ(行動として書ける項目) | 10軸「採る人10」すべて |
| 性格 (賢い・面白い・優しい) |
見ない。書類からは読めないものを読んだことにしない | ここで見る。10のアンカーで、観測できた事実だけ挙げる(点数はつけない) |
| ビジョンの一致 | 読めない。志望動機に書かれた言葉は、本人のビジョンの証拠にならない | Q4・Q6で本人の言葉を先に出させる。「会社のビジョンに共感していた」だけでは○にしない |
| 必要条件 | 4つのゲート(横断/自分の戦略で成果/フルタイム出社/AI)を○/×/? の3値で。?(不明)を×に倒さない。AIの記述がない=Lv1ではない | 同じ4つを○/× で確定させる。①横断と②自分の戦略が中核 |
| 見送り判定 | 書類でDにできるのは「フルタイム・出社が不可」と明記されている場合だけ | 見送りパターンに複数当たり、深掘りしても変わらない場合 |
| 他責・盛り・悪口 | 判定しない(原理的に読めない)→ 一次の質問に変換して渡す | Q3で剥がれる。発言の引用が取れたときだけ該当とする |
| 出力の主役 | 一次30分の設計(どのQで何を確かめるか) | 出口+申し送り1行と、二次・最終へ回す未観測リスト |
この3つを外すと、それらしいだけの判定シートになる。
すべての○×に、本人が書いた/話した言葉そのものを引用する。引用できない項目は、評価せず「未観測」に置いて、次に聞くことへ回す。「AIの記述がない」は「AIを使えない」の証明ではない——ここを混ぜると、書ける人が通り、書かないだけの人が落ちる。同じ理由で、「会社のビジョンに共感していた」はビジョンが一致している証拠にならない(本人のビジョンが本人の言葉で出ていなければ未観測)。
方針は「迷ったら一次二次は上げる・最終で落とす」。だから書類で確定的に落とせるのは、交渉の余地がない条件(フルタイム・出社)が明記で不可のときだけ。代わりに、「この30分を何に使うか」を設計して渡す。工数はここで返ってくる。
公式の4つ目の問いは、空欄のまま返す。代わりに、面接官が実感を言葉にするための材料を3点だけ出す(引っかかった発言/前後の矛盾/書類と面接の落差)。ここを代わりに答えてしまうと、このスキルは意味を失う。
動作確認に使った2件。いずれも架空の候補者で、実在の応募者ではありません。
大手代理店で運用3年。分業制で、予算配分と媒体選定は上長が決定。入稿と日次調整を担当。制作はクリエイティブ部へ依頼。週2〜3のリモート勤務を希望。
人材紹介の法人営業3年。マーケは未経験だが、営業の立場で自社ウェビナーの集客設計(ターゲティングと案内文)に越境して成果。AI活用のプロンプトを営業部8人に配布。
Claude に候補者データを渡すだけ。スキルは自動で立ち上がる。
「この職務経歴書、いいんじゃに合いそう?」「さっきの一次面接のメモから判定して」——PDFでもテキストでも可。入力の種類で書類/一次モードが切り替わる。
出口・マッチ度・根拠・活躍イメージ・次に聞くこと。~/einja-org-dev/_screening/ に保存され、要点はその場で返る。
「隣のデスクで、一緒に働きたいか」は空欄で返ってくる。ここだけは人が書く。出口を1つ選び、申し送りを1行残して終わり。
プロトタイプ(v0.1)です。ここを承知の上で使ってください。
確定しているのは一次面接の要件(見極める3つ・性格の10アンカー・必要条件4つとその粒度・採る人10・質問6つ・出口4つ・AIはLv2が通過ライン)。一方、見送りパターン12・経歴パターンの○×・採るレイヤーは未確定です。スキルは叩きを根拠に判定したケースを記録し、あとで○×だけもらえば埋まる形にしています。
上の2件は、要件がv2.0になったことで判定が入れ替わりました。書類の人は通過 → 業務委託から(「実務経験があるか」から「横断しているか」に変わり、"制作は他部署・予算は上長"という記述が×に直撃した)。面接の人は業務委託から → 相談(旧「ゲシュタルト」が必要条件①に統合された結果、越境の証拠がそのまま条件①○になった)。要件を更新したら、この判定の仕組みも同時に直さないと、古い基準で誤判定します。
やるのは、①足切りの材料を根拠つきで並べる ②活躍イメージを言語化する ③次に聞くことを作る、の3つまで。採否そのものと「一緒に働きたいか」は人が決めます。
対象はマーケ(デジマ/クリエイティブ)の本社メンバーのみ。SmartDashコーチは必要条件が別物のため対象外です。候補者データと判定シートはローカル限定で扱い、年齢・性別・国籍・学歴などは判定に使いません。