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Einja|ロール別等級制度(現行)

スキルマップ 戦闘能力

ハード8軸・ソフト7軸・いいんじゃマインド8軸=計23軸で「何ができる人か」を測る別軸1(戦闘能力シート)。等級(帯×レベル・給与に直結)とは系統が違う評価軸で、アサイン判断・育成計画・昇格ゲート(AIネイティブ度)に使う。本ページはフレームワーク(軸定義・記入用テンプレート)のみを掲載し、実名・個人の点数記入・議事録はローカル管理。
⚠️ 等級とは別軸(給与を直接決めない):このシートの点数は給与を直接動かさない。給与・等級(帯×レベル)は個人等級シート(D2/D5)で査定する。このシートが動かすのは①誰にどの案件を任せるか(アサイン)②次に何を伸ばすか(育成計画)③次の帯に上がれるか(AIネイティブ度ゲート・§5)の3つだけ。この線引きを崩すと等級と二重評価になり反発を生む。
0. 全体像 1. 評価軸 2. 採点スケール 3-A ハード 3-B ソフト 3-C マインド 4. ロール別比重 5. 昇格ゲート 6. 等級表との接続 7. 採点者・運用 8. 記入テンプレ 9. 未確定TODO

0. このシートで何が測られるか

初見の管理職向け1枚サマリー
等級系=給与別軸1=このシート=戦闘能力
帯(B/A/特級)× レベル(1/2/3)
=今の成果で担える範囲
→ 個人等級シートD5で査定
ハード8+ソフト7+マインド8(=計23軸)
=ソフト×ハードの掛け合わせで「何ができる人か」
→ ①アサイン判断 ②育成計画 ③昇格ゲート(AIネイティブ度)

1. 評価軸の全体像

カッツモデル型:コンセプチュアル(概念化)× パーソナル(対人)=ソフト、ハード(テクニカル)、いいんじゃマインド(プロマインド・中央)の3ブロック
ブロック軸数内訳
ハード(テクニカル=業務遂行)8営業力/戦略力(提案力)/マーケ力/クリエイティブ力/開発実装力/AI力(=AIネイティブ度)/デザイン制作力/責任感
ソフト(コンセプチュアル+パーソナル)7コンセプチュアル(概念化)/リーダーシップ/ファシリテーション/ネゴシエーション/陰のコミュ力/陽のコミュ力/マネジメント
いいんじゃマインド(プロマインド・中央)8論理的思考/批判的思考/構造化能力/水平思考/プロ意識/真実探求/Give精神/マジレス
ロールで該当しないハード軸はN/A(評価対象外)。全員が全ハード軸を持つ必要はない。

2. 採点スケール(素点1〜5・汎用アンカー)

各軸に共通する「点数の意味」。成果物・観測できる行動で採点する(精神論・自己申告では測らない)
素点汎用アンカー
5その軸で他者を指導・型化できる(社内の基準になる)
4独力で安定して発揮できる(複数案件で再現)
3フォロー付きで発揮できる(できはじめ)
2基礎はあるが単発・不安定
1ほぼ未発揮/該当経験なし
N/Aそのロールで評価対象外
⚠️ 番号逆転トラップに注意:素点3の「できはじめ/フォロー付き」・素点4の「独力で安定・複数案件で再現」は、等級側の習熟ステージ(レベル3/レベル2)と同じ“状態像”を指す。ただし番号の向きは逆(素点=5が上/習熟レベル=1が上)。番号で対応させると素点4を存在しない「習熟レベル4」や品質レベルと錯誤する。番号でなく“状態像”で読むこと。「Lv」でなく「素点」と呼ぶ(品質レベル1〜3・個人等級シートの評価1〜5と混線させないため)。

3-A. ハードスキル(8軸)

すべて観察可能・成果物ベース。精神論(「意識が高い」等)は書かない

営業力新規案件・アポ・受注の創出

5億単位案件・アライアンスを創出し、営業の型を社内に指導・展開
4独力で数千万規模の新規取引を継続創出(公の場で新規アポを取れる)
3フォロー付きで数百万規模の新規案件を受注(挨拶〜提案が回る)
2既存の型で一次アポは取れるが受注化は上長頼み
1商談に同席するが自分では話を前に進められない

戦略力(提案力)

5事業全体像から予算計画・戦略を設計し、提案の型を社内基準にする
4独力で複数案件のプランニング・戦略立案を成果に結びつける
3フォロー付きで事業戦略から施策戦略を描き提案書化できる
2単発の施策提案はできるが事業目標との接続が弱い
1与えられた要件の範囲で作業する(提案が出ない)

マーケ力

5デジマPJの予算計画〜納品まで統括し、プロセスをパッケージ化する
4独力でデジマ全般(複数チャネル)の目標達成を設計・運用できる
3フォロー付きでメディアプランニング〜運用・CRの要求定義ができる
2単一チャネルの運用・PDCAは回せるが要求定義は上長頼み
1指示されたマーケ作業を遂行する

クリエイティブ力企画・CRディレクション

5業界で話題・次の発注が決まるCRを生み、ディレクションの型を指導する
4独力で期待を上回る(戦略+グラフィック)CRディレクションを実現
3フォロー付きで戦略に沿った企画・CRディレクションができる
2与えられた要件でCRの要件定義ができる
1制作物レビューに参加するが方向性は出せない

開発実装力※開発ロールの実績確定待ちの暫定アンカー

5アーキテクチャを設計し実装標準(規約・基盤)を社内に展開する
4独力でシステム設計・実装・品質担保をリードできる
3フォロー付きで機能設計〜実装〜テストを一通り担える
2仕様が明確な機能は単独実装できるが設計・レビューは上長頼み
1指示された小タスクを既存コードの模倣で実装する

AI力(=AIネイティブ度)§5昇格ゲートで使用

5チーム全体の成果をAIで上げられる … 工程をAIでSOP化し、他ユニット/他者に横展開されて使われている
4AIを前提に業務のやり方を変えられる … 工程を再設計し、他者に採用された再利用可能なAIワークフロー/自動化を複数構築
3自分の業務フローの一部をAI化できる … 自工程をAIで効率化し、作った手順/プロンプトがチーム内で1件以上再利用された
2文章・要約・翻訳・議事録などに使える … 定型タスクをAIで処理した成果物がある
1AIに質問して自分の作業に使える … 日常的にAIに質問して作業に使っている(未活用はL1未満)
出典: DeNA(南場智子氏)の公開事例のAI活用レベル1〜5を土台に観測可能性を付与して較正。
※「AIを使ったか」という手段の採点ではなく、再現資産という成果の採点(改善・再現軸に手段を書かない原則と一貫)。

デザイン制作力

5話題性・競合優位の制作を生み、制作標準を社内に指導・型化する
4独力でグラフィックデザインを含む高品質制作を安定供給
3フォロー付きで要件に合ったイケてるデザインを制作できる
2要件に沿ったCRを制作できる(品質は単発・不安定)
1既存テンプレの流用・微修正ができる

責任感成果物・納期のオーナーシップ=「どこまで背負うか」の範囲

※プロ意識(マインドM5)との切り分け: 責任感=背負う範囲(誰の・どこまでの成果物/納期を自分事にするか)。品質基準そのものの高さはプロ意識で採点し、同一事象を両軸で二重計上しない
5ユニット横断で品質・納期の最終責任を担い基準を示す
4独力で案件の納品・品質責任を最後まで背負える
3フォロー付きで担当範囲の納品品質・期日に責任を持てる
2自分のタスクは完遂するが期日・品質のリスク察知が甘い
1依頼された範囲のみ・抜け漏れの検知は他者頼み

3-B. ソフトスキル(7軸)

コンセプチュアル(概念化能力)

5新しい概念・フレームを創出し社内の共通言語にする
4独力で複雑な状況を構造化し打ち手の枠組みを提示できる
3フォロー付きで事象を抽象化・構造化し本質を言語化できる
2既存フレームに当てはめて整理できる
1個別事象を個別のまま扱い一般化できない

リーダーシップ性

5ユニット/事業の旗を立て人を動かし成果を出す“星”になれる
4独力でチームの目標設定・意思決定を牽引できる
3フォロー付きで小チームの方向づけ・巻き込みができる
2小さなタスク単位で周囲に働きかけられる
1自分の担当に集中(周囲を牽引しない)

ファシリテーション能力

5複数部門・対立のある場を設計し合意を生む型を示す
4独力で難度の高い会議を設計し結論まで導ける
3フォロー付きで論点整理・合意形成の進行ができる
2決まった議題の進行はできるが発散の収束は苦手
1会議で発言・進行の役割を持たない

ネゴシエーション能力

5アライアンス級の複雑交渉を主導し前例を作る
4独力で決裁者との条件交渉を締結できる
3フォロー付きで顧客/取引先との条件交渉をまとめられる
2定型条件の調整はできるが難所は上長交代
1条件交渉の場に同席するのみ

陰のコミュ力1on1・信頼・機微の把握

5組織の関係性・カルチャーの土台を継続的に醸成する
4独力で信頼関係を築きチームの心理的安全を保てる
3フォロー付きでメンバーの状態を察知し個別に支えられる
2相談を受ければ対応するが自発的な機微把握は弱い
11on1や個別ケアの機会を持たない

陽のコミュ力発信・場づくり・巻き込み

5発信力で人脈・機会を継続創出し社内の起点になる
4独力で社内外の場を盛り上げ関係を広げられる
3フォロー付きで場を明るくし周囲を巻き込める
2場に合わせて発言できるが牽引はしない
1公の場での発信・盛り上げに消極的

マネジメント能力

5収支・戦略・デリバリー・育成・採用を統括し仕組み化する
4独力で複数案件・複数人のQCDと育成を回せる
3フォロー付きでメンバー/案件のQCD管理ができる
2小タスクの割り振り・進捗把握ができる
1自分のタスク管理に留まる

3-C. いいんじゃマインド(8軸)

論理的思考

5論理の型を示し他者の思考を整える基準になる
4独力で複雑な事象を論理的に分解・説明できる
3フォロー付きで筋の通った論理構成を組める
2単純な因果は説明できるが飛躍が残る
1主張と根拠がつながらないことが多い

批判的思考

5建設的な批判の型を示し議論の質を引き上げる
4独力で自他の主張の穴を検証し反証を出せる
3フォロー付きで前提・抜け漏れを指摘できる
2違和感は持つが検証・言語化まで至らない
1前提を疑わず与えられた枠で考える

構造化能力

5構造化の型(フレーム)を作り社内標準にする
4独力で複雑情報を構造化し意思決定に使える形にする
3フォロー付きで情報をMECEに構造化できる
2既存の枠での分類はできるがMECEが崩れる
1情報を羅列するだけで整理できない

水平思考

5発想の飛躍で突破口を生み社内に刺激を与える
4独力で前提を外した新しい打ち手を複数出せる
3フォロー付きで別角度の発想を出せる
2既存の延長でのアイデア出しはできる
1決まったやり方から離れられない

プロ意識品質水準の自己設定と遵守=「どれだけ高い基準を持つか」

※責任感(ハードH8)との切り分け: プロ意識=持つ基準の高さ(品質水準を自ら設定し遵守するか)。背負う範囲は責任感で採点し、同一事象を両軸で二重計上しない
5プロの基準を体現し社内の品質水準を引き上げる
4独力で期待を超える品質基準を自ら設定・遵守する
3フォロー付きで期待品質を自覚し担保できる
2言われた品質は満たすが自ら上げにいかない
1指示待ち・品質の基準を持たない

真実探求

5事実探求の姿勢を組織文化として広げる
4独力で本質・原因を突き止め事実で語れる
3フォロー付きで一次情報・事実に当たって確かめる
2気になれば調べるが深掘りは浅い
1表面的な情報で判断を止める

Give精神

5Giveの連鎖を生み組織貢献の文化を牽引する
4独力で見返りを求めず周囲・組織に価値を還元する
3フォロー付きでチームへの貢献・知見共有ができる
2頼まれれば手伝うが自発的な貢献は少ない
1自分の成果のみに関心が向く

マジレス本音・誠実なフィードバック

5誠実な直言の文化をつくり信頼の土台にする
4独力で耳の痛い本音も建設的に伝えられる
3フォロー付きで相手に必要な指摘を誠実にできる
2場によっては率直に言えるが要所で避ける
1忖度して本音を言わない

4. ロール別 評価比重

同じ点数でも「そのロールで効く軸」を重く読む。比重は点数計算式ではなく、レーダーの重点表示と昇格判断の読み方(機械的な加重平均はしない)
ロールハードソフトマインド特に効く軸(読みの重点)
マーケバランス型。戦略力・マーケ力・構造化・マネジメント
クリエイティブ(CD職)ソフト重。コンセプチュアル・ファシリ・ネゴシエーション・クリエイティブ力
クリエイター(制作職)ハード重。デザイン制作力・クリエイティブ力・AI力・プロ意識
営業ソフト重(対人・折衝)。ネゴシエーション・陽のコミュ・リーダーシップ+営業力
開発ハード重。開発実装力・AI力・論理的思考(※開発ロールの実績確定待ち)
レーダーは全23軸を描くが、ロール別に「効く軸の扇」を強調表示する。マーケ=正円に近い形、クリエイター/開発=ハード側に伸びる形、クリエイティブ/営業=ソフト側に伸びる形が理想像。

5. AIネイティブ度=昇格ゲート

AI力(AIネイティブ度)だけはスコアの用途が特別。等級(給与)は今の成果で決めるが、次の帯に上がる必要条件(ゲート)として使う
🚧 AIネイティブ度=昇格ゲート(暫定・要ぽち):下表の閾値(3/4/5)はまだぽち承認前の暫定値(§9 TODO参照)。承認前提の運用ルールとして先に言語化している。
昇格先AIネイティブ度ゲート
B帯 → A帯素点 3以上(自工程をAIで効率化し1件以上再利用された)
A帯 → 特級帯素点 4以上(他者採用の再利用資産を複数構築)
特級内・UL登用素点 5(SOP化して他ユニット横展開)=「特級は再現資産の横展開で見る」と一致

7. 採点者(3視点)・頻度・運用フロー

視点誰が役割
①自己採点本人起点。認識合わせの材料
②上長採点直属UL/上長一次評価者。日常の観測に基づく
③アサインFB直近PJで組んだPM/リーダー「実際にワークしたか」の現場観測(②と乖離時にすり合わせ)
自己採点 → 上長採点 →(③アサインFB)→ すり合わせ → 確定スコア → レーダー更新 → ①アサイン判断 ②育成計画 ③昇格ゲート判定(§5)

8. 記入テンプレート&レーダーのイメージ

8-1. 記入テンプレ(当人1名分)

氏名: ____/メインロール: ____/兼務ロール: ____/等級(帯×レベル): ____/査定期: 20XX 上期・下期
#自己上長アサインFB確定差2以上
フラグ
根拠(成果物・観測)
H1営業力
H2戦略力(提案力)
H3マーケ力
H4クリエイティブ力
H5開発実装力
H6AI力(AIネイティブ度)←§5ゲートで使用
H7デザイン制作力
H8責任感
S1コンセプチュアル
S2リーダーシップ性
S3ファシリテーション
S4ネゴシエーション
S5陰のコミュ力
S6陽のコミュ力
S7マネジメント
M1論理的思考
M2批判的思考
M3構造化能力
M4水平思考
M5プロ意識
M6真実探求
M7Give精神
M8マジレス
N/A軸は「N/A」と明記(そのロールで評価対象外)。差2以上フラグが立った軸は、すり合わせMTGの必須論点(放置しない)。「根拠」列は成果物・観測のみ記入(精神論NG)。

8-2. 昇格ゲート・チェック欄

現在の帯次の目標帯必要AIネイティブ度現在のAIネイティブ度充足
例: マーケB1A33以上(B→Aゲート)3
例: 営業A3特級34以上(A→特級ゲート)3
営業ロールはB帯を持たない(A3スタート)ため、上の営業行のように最初のゲートはA→特級(4以上)。B→A行(素点3以上)は営業には効かない(§5注記)。

8-3. レーダーチャートのイメージ

23軸を「ハード/ソフト/マインド」の3ブロックで円周配置。確定スコアを実線、あるべき像(ロール別重点=§4)を点線で重ねる。
論理的思考 マジレス ・ 批判的思考 Give精神 ・ /‾‾‾\ ・ 構造化 真実探求 ・ / ●←確定 \ ・ 水平思考 プロ意識 ・ │ (点線=理想)│ ・ 陰コミュ マネジメント・ │ ・ │ ・陽コミュ ネゴシ ・ \ / ・ ファシリ リーダー ・ \____●___/ ・ コンセプチュアル 営業力・戦略力・マーケ力・クリエ力・開発・AI力・デザイン・責任感 └──── ハード側(クリエイター/開発はこの扇が伸びる)
クリエイティブ/営業=ソフト側の扇が伸びる、クリエイター/開発=ハード側が伸びる、マーケ=正円に近い、が健全像。スプシ実装でロール別「重み付け表示(効く軸の強調)」を入れるかは§9 TODO。

9. 未確定・次アクション(TODO)