EinjaPadawan — Draft for Review

パダワン制度|全体像・誰がどう動くか・相談事項

作成: 2026-08-18 / 更新: 2026-08-22 / 読み手: 経営・ユニットリーダー / einja-org.pages.dev/padawan(noindex・社内共有)
🔒 ペア一覧はキックオフ前の「案」です。個人ごとの見立て・意図の中身は本ページに載せていません(ローカル管理)。

これは決定事項ではなく、たたきです。 2026-08-15「ワクワク来期目標決め」で提案された構想を、運用できる形まで落としました。
決めてほしいことを11件、末尾にまとめています。そこだけ見ていただいても大丈夫です。

結論から


1. この制度は何を解くのか

うちには相談先が足りていません。階層が少ないので、困ったときに相談できる相手が実質「直属の上長」しかいない。 でも上長は評価する人でもあるので、評価される相手には相談しづらいことがある。

この制度の成功指標は「実施率」ではありません。
「困ったときに、上長以外に相談した回数」が増えたかで測ります。

戦闘力シートと対になる施策です

        いいんじゃ人材の人材育成がうまくできていない
        ├─ 自分の伸びしろに客観的なFB・アドバイスを得て気づける状態と体制にない
        └─ 相互のソフト・ハードスキルを互いにFBし合う習慣や仕組みがない
                    ↓                              ↓
        メンバーのスキル(伸び代)の可視化      伸び代へのFBやアドバイス
                    ↓                              ↓
             ★ 戦闘力シート                  ★ パダワン制度

戦闘力シートで伸び代が見えるようになっても、そこに誰も声をかけないなら何も起きません。 その「声をかける役」を制度として置くのがパダワン制度です。


2. 誰が誰と組むのか

大原則は「斜めに組む」。直属の上長はマスターにしません。 評価する人に相談できないから相談先が無いのであって、評価者をもう一度あてがっても解けないからです。

まず、誰がどの層にいるか

マスター(3名)
ナイト(8名)
二役=教わる+教える
パダワン(13名)
ぽち
かずき
天野
よしき 中島 ゆうた ひびき
菅原 角野
そうた 井口
みさと へんみ 瀬尾 山田ゆみか
たく りゅっぱ かいしん ゆいな けんしょう
ひゅうや 金田 さくら ばやお

※ 太字=まだ新しいペアが引かれていない人(→ 下の「穴」)。

新しく引きたいペア(13本)

#教える側教わる側層の関係
1MぽちNよしきマスター → ナイト
2MぽちN中島マスター → ナイト
3MぽちP瀬尾マスター → パダワン(層を飛ぶ)
4MかずきNゆうたマスター → ナイト
5M天野Pりゅっぱマスター → パダワン(層を飛ぶ)
6M天野Pかいしんマスター → パダワン(層を飛ぶ)
7NゆうたP山田ゆみかナイト → パダワン
8NひびきPたくナイト → パダワン
9NよしきPみさとナイト → パダワン
10Nよしき ⚠️Pへんみナイト → パダワン
⚠️ ボード上で線の起点(よしき)と注記の主語(そうた)が食い違っています。どちらが正か要確認
11N菅原Pゆいな ★ 重点枠
より注力して考えたい人
ナイト → パダワン
12N角野Pけんしょうナイト → パダワン
13N角野Pかいしんナイト → パダワン
#6と合わせて2人から教わることになります

持ち数=ぽち3/天野2・よしき2・角野2/かずき1・ゆうた1・ひびき1・菅原1 = 計13本。

⚠️ ナイト層は二役です。「自分にもマスターがいて、同時に自分のパダワンもいる」。 週30分×2本=月4時間がこの8名だけに乗ります。
→ 最初の四半期は「教わる側」を優先と明言し、自分のパダワンとの回は隔週でも可とします。 無理に両方を毎週やらせると、先に潰れるのはこの層です。

🔴 このままだと埋まらない3つの穴

穴中身相談
① まだペアが引かれていない人が最大6名 パダワン層 4名=ひゅうや/金田/さくら/ばやお(教わる相手が新しく引かれていない)
ナイト層 2名=そうた/井口 ⚠️ こちらは教わる側としても、教える側としても新しいペアがありません
※ そうたは、上の#10(へんみ)の起点がそうた側なら「教える側のペアあり」になります。ここは確認待ちです。
「結局全員が全員と組まれる」を満たすには、線を引くか既存の関係をパダワン関係として認定するかを決める必要があります
→ 相談 3
② マスター側の持ち数が偏っているぽち3名/よしき2・天野2・角野2/かずき1・ゆうた1・ひびき1・菅原1。
上限が無いと特定の人に集中します。それは「特定個人に業務が集中する」という、いま起きている問題を制度側で再生産することになります
→ 相談 4
③ 1人が2人から教わるケースが1件かいしんが 天野(#6)と 角野(#13)の両方から。
意図的なら問題ありませんが、本人の負荷は週30分×2になります。ナイト層と同じ状態です
→ 相談 4

※ ペアの根拠は「ペアにすることでハード/ソフトスキルにおける学び・成長につながりそうか」(ボード原文)。 これを操作できる形に分解すると、①斜め(必須)②戦闘力の補完 ③UAの重なりの3つ。 ②はソフト軸が未完成なので、間に合わなければ「あれば使う」に降格します(①と③だけでも、現に13ペアが引けています)。
※ 1本だけ、ボード上で線の起点と注記の主語が食い違っているペアがあります(要確認)。


3. 誰が・いつ・どう動くのか(全体俯瞰)

横軸が時間、縦軸が役割です。自分の行だけ横に追えば、自分がいつ何をするか分かります。

〜8/26① 準備
8/28–9/4② 確定
9/8 or 9/9③ ★キックオフ
9/10–9/18④ 自走
9/30⑤ 初回回収
10/9⑥ 期初イベント
10–12月⑦ 本番
HR中島
意図書を書く13ペア分・90分/マスター向けガイドを仕上げる
ペアを最終確定未設定4名・持ち数上限を反映/招待を送る/スプシに08_パダワンタブ
会を進行する意図書を1ペア20秒で読み上げ/会場を回り、止まったペアに入る
隔週で日程を見る次回が空のペアにその週に声をかける
3行を回収出ていなくても催促しない。「次のランチどうですか」と会いに行く
コミット決めを進行(25分)/その場でスプシに入れてもらう
月次モニタリング/エスカレ対応/四半期で組み替え判断
マスター3名
—
意図書(HR版)を受け取る/ガイドを読む(5分)
失敗談を1つ話す(最初に弱みを見せるのはマスターから)/次回日程をその場で入れる
週1×30分/聞く時間を7割に/評価の話は上長に戻す
3行を書く(30秒)①今月の話題 ②本人の変化 ③渡したいこと
自分のコミットも書く「私はあなたに何をコミットするか」
週1継続/月1はランチ(場所を変える)
ナイト8名・二役
—
意図書を2枚受け取る(教わる側・教える側)
2つの面談に出る(教わる/教える)
🔴 教わる側を優先/教える側は隔週でも可
自分のパダワンについて3行を書く
両方のコミットを決める
二役を継続/負荷はHRが見て調整
パダワン13名
—
意図書(本人版)を受け取る=なぜ自分がこの人と組まれたかが分かる
いま一番モヤモヤしていることを1つ話す(解決しなくてよい)
週1×30分/相談する。業務の話でもよい
—
書くのはマスター側
自分のコミットを書く
継続/合わなければ申し出てよい(四半期で組み替え)

← 横にスクロールできます →

この表で言いたいこと


4. 9月は思ったより日がありません

期間稼働日すでに入っている拘束
9/1(火)–9/10(木)8日9/4まで上長が本評価を入れる期間/9/10がHRの2回目1on1の実質締切
9/11(金)–9/25(金)9日上長→メンバーへ評価共有/9/18 等級設計の全社展開
9/26–9/303日—
9月合計20日⚠️ 9/21(月)敬老の日・9/23(水)秋分の日で9/21週は稼働3日(22火・24木・25金)

だからキックオフの窓は1〜2日しかありません

9/1–4は上長が本評価、9/10はHRの1on1締切、9/11以降は評価共有期。実質 9/8(火) か 9/9(水) だけです。 全員分の60分は、9月に入ってから取ろうとしても埋まります。今すぐ押さえてください。
そして9/21週には何も置きません。祝日2つで稼働3日しかなく、ここに山を作ると必ず崩れます。

「9月中にワークし始めた」の定義

これを決めないと、9月末に「やった気はするが、始まったのか分からない」で終わります。

9月末のDone = 全ペアが
① 初回面談を終えている / ② 2回目の日程がカレンダーに入っている / ③ マスターが月末3行を1回出している

②が肝です。①だけだと「1回やって、そのまま消えた」が検知できません。


5. キックオフ会 60分(設計の要)

当初は「各ペアが個別に初回をやる」設計でしたが、全ペアが集まる60分の会に変えました。 この手の制度が失敗する原因4つのうち3つを、1回で同時に潰せるからです。同席も13回→1回で済みます。

0–10分
HRなぜやるのかを話す/「評価には使いません」を明言(1回目) ▶ 潰すもの:ゴールが説明会で終わる
10–15分
HR意図書を配り、ペアごとに「なぜこの2人か」を読み上げる(1ペア20秒) ▶ 潰すもの:関係構築ができていない状態で始めてしまう
15–45分
マスターナイトパダワン
★ ペアに分かれて、その場で初回面談30分
 5分 意図書を2人で読む / 10分 マスターが失敗談を1つ / 10分 パダワンがモヤモヤを1つ / 5分 次回日程
HR会場を回り、止まっているペアに入る ▶ 潰すもの:初回が日程調整だけで流れる
45–55分
全員次回の日程をその場でカレンダーに入れる(入れたペアからHRに見せる) ▶ 潰すもの:定期的に実行されない
55–60分
HR月末3行の書き方(30秒で書ける形を見せる)/査定非連動を再度(2回目)

※ オンライン併用は可。ただし「リモートのみですぐ会わない」が失敗パターンなので、キックオフだけは対面を強く推奨します。 来られない人が出たら、その週のうちにHR同席で個別30分(後回しにしない)。


6. 毎回・毎月・四半期に何をするか

サイクルやること誰が時間
毎週30分話す。形式は自由(オンライン・オフィス・散歩)マスターパダワン30分
毎月1回は場所を変える(ランチ推奨・費用は会社が出す)ペア—
毎月末3行だけ書く(①今月の話題 ②本人の変化 ③渡したいこと)マスター30秒
四半期お互いへ何をコミットするかを決め直す(マスター側も書く)ペア25分
四半期ペアの組み替え判断HR—

マスターに渡す型

やることやらないこと
1. 聞く時間を7割にする(教える時間ではない)1. 評価をしない(「それはB評価だね」は禁句)
2. 月1回は場所を変える2. 業務の指示をしない(指示は上長の仕事)
3. 月末に3行だけ書く3. 逐語ログ・録画をHRに上げない
—4. 評価の是非を扱わない(→ 上長に戻す)
3行の提出が無いときは、催促しません。代わりに「次のランチどうですか」と会いに行きます。
催促は、この制度を「義務」に変えてしまいます。

7. この制度が失敗するパターンと、その打ち手

失敗パターン打ち手誰が担保するか
定期的に実行されない初回の場でその場で次回を入れる/日程が空のペアを隔週で見て、その週に声をかけるHR
関係構築ができていない状態ではじめちゃうHRが初回に同席し、意図書を読み上げる。2人に丸投げしないHR
リモートのみですぐ会わない月1はランチ・場所を変える(費用は会社が出す)マスター
ゴールがオンボーディングまでになってしまった四半期ごとにコミットを決め直す=ゴールが毎四半期更新される構造にするペア+HR

もう1つのリスク:1on1が3本になる

説明しないと「1on1が3つある会社」になります。下の表をそのままメンバーに配ります。

枠誰と頻度一言でいうと評価
HR 1on1HR四半期どこへ行くかを決める場❌ 使わない
上長 1on1直属上長週次〜隔週今週どう進めるかの場✅ 評価に接続
パダワン斜めの相手週1迷ったときに相談する相手❌ 使わない

8. 新しく作るものは、ほとんどありません

要るものどうするか新規?
吸い上げの仕組み既存の「1on1レポーティングの仕組み」のスコープをHR1on1+パダワンの2系統に広げるだけ❌ 既存
エスカレの基準2回目1on1設計で定義済みのものをそのまま使う(基準が2種類あると現場が迷う)❌ 既存
見立て・方針の置き場HR用スプレッドシートの既存タブ❌ 既存
マスター向けの心得いいんじゃマインドを説明会に流用❌ 既存
ランチ費用の仕組みリファ飯の費用補助と同じ座組み⚠️ 予算の付け替え可否を確認したい(→ 相談 7)
ペア表・意図書・月末3行の置き場HR用スプレッドシートにタブを1枚足す🆕 1枚だけ
マスター向けガイドA4 1枚(読了5分)🆕 作成済み

9. 🔴 相談事項(決めてほしいこと 11件)

◎=今日決めたい/○=今週中/△=9月上旬まで

1 ◎ キックオフ会の日を今すぐ押さえてよいか。9/8(火) と 9/9(水) のどちらか。
9月に入ってから全員分の60分を取ろうとしても埋まります。ここだけは今日決めたいです。
2 ◎ 上の13ペアをこのまま確定してよいか(本人の希望を取り直すか)。
取り直すと納得感は上がりますが、人気が偏るのと、9月に間に合わなくなります。
3 ◎ ペアが引かれていない最大6名をどうするか。
パダワン層4名(ひゅうや・金田・さくら・ばやお)+ナイト層2名(そうた・井口)。 ナイト層の2名は教わる側としても教える側としてもペアが無いので、二役どころか役が付いていない状態です。
線を引くか、既存の関係をパダワン関係として認定するか。「結局全員が全員と組まれる」を満たすには、ここを埋める必要があります。
4 ◎ マスター1人あたりの持ち数に上限を設けるか(推奨=2名まで)。
現状はぽちさんが3名、他は2名/1名で偏っています。上限が無いと特定の人に集中します。 それは「特定個人に業務が集中する」という、いま起きている問題を制度側で再生産することになります。
5 ○ 9/11–25(評価共有期)にパダワンを重ねてよいか。
推奨は「重ねる」。評価を受け取った直後こそ、上長以外に相談したいはずだからです。 ただし条件として、マスター向けガイドに「評価の是非は扱わない。評価そのものの話は上長に戻す」を入れています。 これが無いと、評価の不満の受け皿になり、制度が「愚痴を言う場」として記憶されます。
6 ○ 「9月中にワークし始めた」の定義を、上記の3条件でよいか。
①初回面談済み ②2回目の日程がカレンダーに入っている ③月末3行を1回出している。
7 ○ 月1ランチの費用を、リファ飯の費用補助と同じ枠組みで出してよいか。
採用予算を社内育成に付け替えることになるので、確認が必要です。 「リモートのみですぐ会わない」が失敗パターンの1つなので、場所を変える仕掛けは残したいです。
8 ○ 意図書を、パダワン側本人にも見せてよいか。
推奨は「本人版とHR版の2枚に分ける」。本人版=なぜ組んだか/HR版=見立て・注意点。 プロデュースシートで既に使っている分け方をそのまま流用します。
9 ○ 「ここで話したことは査定に使わない」を明文化してよいか。
これは議論の余地なく「使わない」を推奨します。使った瞬間にパダワンが"評価の目"になり、本音が出なくなります。
10 ○ 10/9の期初イベントに「第1回 四半期コミット決め」25分を組み込んでよいか。
新しい会議体を作らずに済み、「期初=コミットを決める日」という型が初回から定着します。
11 △ 業務委託・インターンにも適用するか。
オンボーディングの試用期間判定でも同じ論点が未解決のままです。

10. 呼び方について(おまけ)

「マスター/ナイト/パダワン」はスターウォーズの階層(Master → Knight → Padawan)から来ています。 ナイト=一人前の騎士で、自分の弟子を持てる立場という意味が、二役を負うこの層にちょうど合っています。

この3語をそのまま社内で使うかどうかも、決めていただければと思います。 「ナイト」を説明なしで分かってもらえるかだけが気がかりです。


関連: 2回目以降の1on1フォーマット / プロデュースシート(HR・上長版) / 戦闘力シート / いいんじゃマインド